セール&リースバック
セール&リースバックとは?
自宅を第三者の買取専門の投資家やファンドに売却し、再び、賃貸で借り入れることで、そのまま自宅に住み続けるという方法です。
事情により売却せざるを得ない状況であったとしても、子供の学区の関係や近所付き合い等が理由で、一定期間は引越を希望しない場合があります。そいういったケースに有効な手法です。
どのようなファンドが買い取るのですか?
セール&リースバックを専門に行っているファンドや購入後も賃貸での運用を目的とする投資家が買い取ります。
過去の実績や経験も豊富ですのでご安心してご相談下さい。
買戻しはできるのですか?
買主と事前に買戻し時の条件などを取り決めます。
例えば、2~3年程度の賃貸期間を定め、その期間内であれば買い戻しの交渉優先権を特別に付与する等の合意が買主との間で成立すれば一定期間は買戻しは可能な場合があります。
投資家によっては長期間の賃貸契約も可能な場合もあります。
売買価格はどのようにして決めるのですか?
売買価格は、売主と買主で協議して決めます。
買主は投資家ですので、相場よりも高い価格では買いませんが、不当に安い価格で購入するということはありません。
賃料はどのようにして決めるのですか?
過去の例でご説明しますと、月々の賃料は「売買価格(又は買戻価格)×10%÷12ヵ月」程度が実績としては多いです。
(計算例)売買価格1,000万円×10%÷12ヵ月=83,300円/月
買戻し価格はどのようにして決めるのですか?
基本的に買戻し価格などの条件設定もファンドや投資家と事前に条件を協議して決定します。
過去の例でご説明しますと、「(当初の売買価格+諸費用)×110%~120%」程度が相場となっております。
買戻しの際は、手伝ってくれるのですか?
買い戻す際に現金が用意できればベストですが、ローンで買い戻しをご希望の場合は、別途、ご相談ください。
当社でも対応しますが、当社関連会社のJMPパートナーズはローンのプロフェッショナル集団ですので、右会社もご紹介いたします。
オーバーローン物件でも可能ですか?
あくまで売買ですので、債権者(抵当権者)が入る場合、債権者の同意がなければ売買は成立しません。
売買価格が低ければ債権者は応じませんが、適正な売買価格であればオーバーローン物件でもできる場合があります。
また、債権者の希望する売買価格が高い場合で、ファンドや投資家の買取希望額と開きがある場合は、その差額を現金を用意する必要があります。
時間はどのくらいかかりますか?
オーバーローン物件ではない場合は、早ければ1ヶ月あれば完了します。
オーバーローン物件の場合は、債権者の同意を得るために一定の時間を要します。
どのような物件が対象ですか?
基本的には住居用の不動産ですが、住居用以外でも検討は可能です。
対象となるかどうかは、その不動産の流通性や価値で個別に決まります。
賃貸期間中に賃料が払えなくなった場合はどうなりますか?
賃貸借契約が解除されてしまいますので、賃貸で住むことができなくなってしまいます。
ファンドや投資家は、他の賃借人に賃貸するか、物件を売却することになります。
ですので、セール&リースバックを実行する場合は、毎月の賃料を確実に払えるか、よく検証してから行う必要があります。
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